保育園に落ちてからの日々

ブログを始めようと思ったのは、もう1年以上前のことでした。
そのときには、自分が普段考えていることを何かに残したい、
授業をしているだけでは伝えられない思いを生徒に伝えたい。
そんなことがキッカケでした。

でも、何かを書こうと思うと、きちんと書かなけれ、とか
意味のあることをしっかり書かなければ、という思いが勝ってしまいます。

そんな日々を過ごしているうちに、やりたかったことが
全く前に進んでいないことに気づきました。

もっと自由に。
もっと気楽に。
もっと自分らしく。

日々の良いも悪いも、ふと思ったことを残していきたいなと思い、
久しぶりにブログを書きます。

前置きが長くなりましたが、つい先日来年度の保育園の当落が出ました。

タイトルにあるのでお察しの通り、私は落選です。

激戦区ということは聞いていました。
そもそも、何個でも候補を書いていい地域なのにあまり書かなかったこと。
受かっても落ちてもどっちでもいいかなという申し込みの時の気持ち。
受かってしまったら働き口を探さないといけないという大変さ。
落ちたらのんびりと子どもと過ごせる時間が増えていいかな、という気楽さ。

なので、落ちたことがショックで仕方ないというわけでは特にないのですが…

でも、それが分かってからの日々が、いつにも増して憂鬱でやる気が出なくて、
取柄ともいえた人間関係の構築にも支障が出てきました。

地元から離れたところに住んでいるので、友人はみな遠方。
繋がれる手段は、LINEやインスタのDM。
子どもが産まれてからも、そのつながりを大事にしてきました。

何の縁か、この少子化にも関わらず
同じ年に子どもを産んだ友達がとても多くいます。
近くに話せる人のいない私にとって、友達との子育てトークは
本当に私の支えになっていました。

しかし、最近はその返信すら、手が止まってしまいます。

ある友人は、来年度から保育園が決まっています。
働きに戻れるところがあるのは羨ましい。

ある友人は、来年度も継続して育休。
そもそも育休で手当てがあるのが羨ましい。
育休が空けても戻れる場所があるのは安心だろうなぁ。

お互いにないものねだりなのは分かります。
専業主婦を継続できるのはきっと羨ましいと思う友人もいるでしょう。

しかし、消えないお金の不安。
2人目の子どもをどうするかの悩み。

SNSを開くと、日本の将来を憂う投稿があふれています。

少子化が問題になって長らく経つのに、どうして政府は
とんちんかんな政策しかしないのでしょうか。

ただ、好きな人との間に子供が欲しいと思うだけなのに。
スーパーで食べたいときに食べたい食材を買いたいだけなのに。
年に1回でもいい、気兼ねなく家族で旅行に行きたいだけなのに。
子どもに、進路の選択肢を増やしてあげたいだけなのに。

誰かに助けを求めても、うちが裕福になるわけでも
日本がすぐに良くなるわけでもありません。

ただ悲観するだけではなく、行動しないと変わらないのは分かっているけど
どうにも気力の湧かない、そんな日々が続いています。

今の年齢だから、時間をこれだけ浪費していてもギリギリ持ちこたえているけど
同じことをあと10年後にも言っていたらどうしよう…と思うと震える。

子育てをしているだけで立派。
毎日子どもが笑顔で、ご飯作って、快適なお家にできていたら満点。

そんなことは、分かっています。

旦那は優しいし、私がどれだけ悲観的でも受け止めてくれます。
大丈夫だと、いつも助けられていると、何度も口にしてくれます。
毎日自分の仕事が大変な中で、一生懸命に子どもの世話をしてくれて、
家事もたくさんやってくれます。

でもどうしても消えない不安。

私はこの先、どうしたいんだろう。

少なくとも来年度一年間、まだこの気持ちを抱えて生きるのは、しんどすぎる。

コメント

タイトルとURLをコピーしました